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古川 和男

古川和男博士の想い出

古川和男は 2011 年 12 月 14 日に癌のために他界しました。 和男はトリウム熔融塩炉 (MSR) の研究と啓蒙につとめ、 とくに 2011 年 3 月の福島第一原発の事故のあとも、 講演を何度も行いました。 MSR は複数の観点から見てずっと安全なので、 この MSR とトリウムエネルギーシステムに後半生を捧げました。 50 年以上にわたって MSR を実現を追求してきたのです。 よりよいエネルギーの追求は友人や我々によって実現されなくてはなりません。 近い将来、和男の夢見たトリウムエネルギーシステムは実現されると信じています。 友人からのメッセージを読むことができます。

解説論文

エネルギー技術革新を求めて50年 -核拡散のない液体燃料トリウム熔融塩炉- (和文)
古川 和男

東海大学で 2009年に行った公開講座を元にした論文です。10 頁。
核拡散防止への実効ある提言 (和文)
古川 和男

第 22 回の 2005 年度 佐藤栄作記念賞 の最優秀賞を受賞した論文です。15 頁。
理想的な核エネルギー利用体系を求めて -トリウム熔融塩核エネルギー協働システム- (和文)
古川 和男、加藤義夫

日本物理學會誌の 57 巻に寄せた 2002 年の解説論文です。9 頁。
New Sustainable Secure Nuclear Industry Based on Thorium Molten-Salt Nuclear Energy Synergetics (THORIMS-NES)

これは核エネルギーについて 2011 年に出版された無償閲覧可能な書籍です。 THORIMS-NES の章は和男が書いたものです。38 頁。
A road map for the realization of global-scale thorium breeding fuel cycle by single molten-fluoride flow
Kazuo Furukawa et al. (英文)

これは ICENES2007 (13th International Conference on Emerging Nuclear Energy Systems) という
トルコで開催された国際会議で発表した論文です。17 頁。
他にも、Internet で、古川和男、または K. Furukawa と原研、東海大学、ITMSF、熔融塩炉などを組み合わせると、 多数の解説文が見つかります。

講演のビデオ

原発安全革命:トリウム、液体燃料、小型化 (日本語、ビデオとスライド、最初の 15 分)

原発安全革命:トリウム、液体燃料、小型化 (日本語、ビデオ、60 分)
エネルギー政策フォーラムでの 1 時間の講演 (2011.9.21)

原発安全革命~トリウム原発への道 (日本語、桜チャンネル、45 分)

チャンネル桜 で放送された 45 分の番組 (2011.8.31)

書籍

原発安全革命 (文春新書)
トリウムの液体燃料を使用する小型プラントが如何に我々の世界を救うことができるか説明する解説書。
古川和男は過去にいくつかの組織を率いていました。 少なくとも2つの組織が新しいリーダーに引き継がれて活動しています。


NPO トリウム熔融塩国際フォーラム 理事長:木下幹康
トリウムテックソリューション 社長:古川雅章
古川和男が追求した夢の道は新しい世代が切磋琢磨しながら切り開きます。